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『花より男子』の総つくメインの二次小説になります。
~Sojiro~



「総二郎、今回の見合いも
 ダメとはどういうことだ?
 30人近い女性と見合いして
 皆さん色よい返事を下さると
 いうのにどうしてお前は…」

「別のどの方でも構いませんと
 いつも言っているではありませんか。
 ただし私との間に子供を
 設けることはないだけです」

「あれ程まで遊んでいるお前が
 なぜ関係をそれほどまでに拒むのだ?」

「なぜでしょうね?
 全く食指が動かないのです。」

「誰か心に決めた女性もいるのか?」

「……………」

「いるなら連れて着なさい。
 一般女性と言うならそれでもいい」

「……………」

「どうした?」

「いえ…」

「とにかく10日以内に
 連れてくるなり、今後に
 ついて決めなさい。
 それがないならば
 お前が何を言おうが
 次の見合い相手で決定する」


はぁ…マジで勘弁してもらいたい。

俺だって誰でもいいわけじゃねぇんだよ。


今日の見合い相手は大河原財閥の令嬢だった。
ぎゃんぎゃん騒ぎ立てて、茶道は嫌いと言い放った滋とかいう猿女。

家元夫妻だって苦笑いしていたくせに俺が断ったら大さわぎとはどういうことだ?
逆にあんなのを嫁にしなくて感謝してほしいくらいだ。

それにあの猿女だって「F4っていうからてっきり司だと思ったのに~」なんて面と向かって言いやがった。

だったら断ってくれりゃあいいのにと思ったのに、よくよく聞けばあいつは見合い30連敗という。
大河原財閥という巨大なバックを持っていてもさすがにあれじゃあな…とやはり思い至る。


その前は三条家の桜子というサイボーグ。
しっかり調べずに見合いしたらきっと家元夫妻を説得できなかったから調査の必要性を痛感した。

あの顔も体も作り物だって言われなきゃなかなか気づかねぇよな~。

ガキの頃の写真見たときにはさすがにこれがあそこまで変わるってこえぇ…と真剣に思ったくらいだ。


その前は…
藤堂静だった。


「あなたたちのうちの誰かと
 結婚なんてできるのは類だけだわ
 それにやり残したことがあります。
 どうしても諦められないので
 偽装結婚でも構いませんか?」


そんなこといいわけねぇだろ…
うちの家業を甘く見てもらっちゃあ困る…


その前は……………
なんだかんだ言って、皆それなりに一癖も二癖もある女性ばかりだった。


はぁ…
次の見合いで俺の人生が決められちまうのか…

あきらでも誘って少し街に繰り出すか…
と、思ったけどあきらはグレートブリテンに出張中だ。


仕方がなく一人で街に繰り出した。
すぐにあふれてくる顔の判別すらできない女たちにうんざりする。

断っても断ってしつこい。
そして腕に自信の胸を押し付けて腕に絡みついてくるのに嫌気がさした。

どうにかして逃げだして、急いで車を発進させた。

と同時に俺は安全確認を怠った。
駐車場を出たところで………

歩道を女が歩いていた。
慌ててブレーキを踏んだけど、間に合わなかった。

そして…俺は初めて交通事故の加害者となった…。


顔面蒼白とはこのことだ。
慌てて車を降りて救助しようとした。
でも目の前には道路に倒れてその周りが血で染まっていく。


周りの人が救急車や警察に連絡を入れている。
その間に俺は救命に必死になっていた。

心臓マッサージ、人工呼吸を迷わずした。

たまたまあった近くの施設からAEDを持ってきてくれた人がいて、たまたま医療関係者が通りかかって救命を手伝ってくれた。


10分もかからず到着した救急車がこんなに遅く感じるとは思わなかった。


病院に搬送されていく女性。
警察に事情聴取される間、西門に連絡を入れ、その後は警察へと向かった。


その日は保釈されて…
迎えに来てくれた家元に連れられて向かったのは、女性が搬送された病院だった。


「牧野つくしさんというそうだ。
 頭を打っているらしく、
 意識は取り戻していないが
 救命措置がよかったんだろう。
 一命はとりとめてくれたようだ。
 後は左腕と左足は骨折。
 こちらは全治2か月だそうだ。
 内臓などの破損は見られないが
 しばらくは何があってもおかしくない…」

「申し訳ございません」

「起こしてしまった事故だ。
仕方がない………
お前が逃げずに対応をきちんと
 したことだけで随分と救われる。」

「それは運転する者の責任ですから」

「………仕事帰りだったらしい。
 道明寺ホールディングスの社員だ。
 楓さんには連絡しておいた。
 司君の直属の部下だったらしく
 今日一度病院に立ち寄ると連絡があった」

「そうですか…
 何から何まで本当にすみません」


その後はずっと無言だった。
この年で迷惑をかけたことは確かだ。

何よりもまだ意識を取り戻さず、怪我を負わせた女性が心配だった。
血まみれでピクリとも動かなかった。

その姿が警察にいる間も頭からずっと離れなかった。

もちろん、あれだけの人に助けてもらったんだ。
明日には世間に公表されるだろう………

西門の内部では問題視されるのは当然だ。
先のことを考えると頭が痛い。


でも今は一命をとりとめてくれたけが救いだった。


誠心誠意謝罪していこう。
心に誓って向かった病院で、俺は病室に入ると同時に司に思いっきり殴り飛ばされた。




☆;+;。・゚・。;+;☆;+;。・゚・。;+;☆;+;。・゚・。;+;☆;+;。・゚・。;+;☆


前回の記事はブロとも様専用記事に移行させていただきました。
また、いつもの倍以上の多くの方にポチをしていただき感謝でいっぱいです(≧∇≦)

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【2019/07/22 20:00】 | ⑫ 極上の恋愛
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Re: タイトルなし
るいか
エンジェル様

おはようございます♪
タイトルにそそられたのですね。そこまでいくのに少し待って下さいね(^^;;

司も絡んで、皆勢ぞろいします!

総ちゃん、負い目を感じてどう動くのか?

最後までどうぞ見捨てないでくださいね(-_-;)

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Re: 空からが楽しみな展開
るいか
マイキー様


コメントありがとうございます(^^)/

以前から目を通して下さっているようでとてもうれしいです。
拙い文章でお恥ずかしいですが楽しんでいただけたら幸いです。

どうぞ新しいお話も最後までご覧ください(^^♪

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コメント
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2019/07/23(Tue) 00:21 |   |  #[ 編集]
Re: タイトルなし
エンジェル様

おはようございます♪
タイトルにそそられたのですね。そこまでいくのに少し待って下さいね(^^;;

司も絡んで、皆勢ぞろいします!

総ちゃん、負い目を感じてどう動くのか?

最後までどうぞ見捨てないでくださいね(-_-;)
2019/07/23(Tue) 13:07 | URL  | るいか #-[ 編集]
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2019/07/23(Tue) 15:35 |   |  #[ 編集]
Re: 空からが楽しみな展開
マイキー様


コメントありがとうございます(^^)/

以前から目を通して下さっているようでとてもうれしいです。
拙い文章でお恥ずかしいですが楽しんでいただけたら幸いです。

どうぞ新しいお話も最後までご覧ください(^^♪
2019/07/23(Tue) 19:45 | URL  | るいか #-[ 編集]
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